「頑張らなきゃ」の正体(私の場合)
~無意識の思い込みを知ることで、やっと本物の主体性で行動できる~

夕暮れの団地に、ひとり立つ子どものイラスト。
これは、私がAIに描いてもらったものですが、実は私自身の「一番深い思い込み」をそのまま表した風景です。
私は子どもの頃、うさぎを飼っていました。
ただし条件付き。「餌は自分で用意すること」。
友達と遊んだ帰り道、タンポポやカズラの葉を探して歩き回り、どうにかして餌を集めて帰らなければなりませんでした。どうしても無理なときだけ、人間用の食材から少し分けてもよい。でも基本は「自分の責任は自分で取りなさい」。母はそういう人でした。
夕暮れ、友達と遊んでバイバイした後の残された業務。その経験の中で、私は知らないうちに思い込んだようです。
「私は人より多く頑張らないといけない」
「楽はできない」
そのうち、私は楽をしている(ように見える)人に腹が立つようになりました。
これは性格ではありません。
子どもの頃の体験から無意識につくられた“ものの見方”です。
人は誰でも、自分でも気づかない「観点」を通して世界を見ています。
そして、その観点が違うから、人間関係でぶつかり、誤解し、疲れてしまうのです。
コンサルでおこなう対話やカウンセリングでは、その人自身が、「自分はどんな観点から物事を見ていたのか」に気づいていく場をつくります。
観点が見えると、変化が起こります。
相手を責める必要がなくなり、環境のせいにもしなくなる。
「私はこの現場で、どう在りたいのか」という軸が自分の中に立ち上がってきます。
その小さな変化が積み重なると、自信になります。
仕事も人間関係も、「自分がつくっている」という実感が戻ってきます。
企業向けのコンサルティングは一定期間で終わりますが、その後も「自分のために対話を受けたい」と個人的に続ける方が出てきています。それが、何よりの変化だと感じています。
これからの時代に必要なのは、やり方やノウハウよりも、自分がどんな思い込みを抱えて生きてきたのかを解いていくこと。すると、人は本当に楽になります。やっと「本物の主体性」で行動できる喜びを知ると、エネルギーが、「やらなければ」から、「やりたい!」に変わるのです。
そんなことを感じながら、今日も対話の場に向かっています。
追伸:「頑張らなきゃ」はどこかでドンづまります。バーンアウトか病か。

